家守綺譚/梨木香歩



家守綺譚 [単行本]
梨木 香歩 (著)

出版社: 新潮社
発売日: 2004/01


以前なくしていた『家守綺譚』が自室書棚の奥から見つかりました、嬉しい〜
以前探しても見つからなかったのにある日突然出てきたので、誠にこの本に似つかわしい出現という感じでした。

他のAmazonレビュアーの方の投稿にもある坂田靖子の「村野」などの短篇や、今市子の「百鬼夜行抄」同様、長く愛読書として保存したい本です。

登場する『物の怪』、は上記二書よりもふだん着を纏っていて、今ここに現れても不自然ではないのですよね。
私のトップ3はサルスベリ、小鬼、狸和尚でしょうか。
犬のゴローも入れたいけど、この世の動物ですからね。

大正から昭和初期くらいの独身男性の長閑な日常を描いていて、これといって読み辛い記述はないですが、唯一ダァリヤの君の亡くなった友人の話(サザンカ)はうっすら寂しさが漂っていました。川を遡る小舟の記述は、今市子さんの漫画にも有りそうな描写だと思いました。

日本古来の伝統的な家屋の、ちょっと変わった日常を描く物語、何度読み返しても飽きが来ません。さらに続編も期待したいところです。


ブックマークのヒデヨシ映画日記にも本書の感想が載ってます。
本選びでも抜群の才をみせるヒデヨシさんの書評もどうぞ。





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ありがとうございます。
上記の本は現在文庫版が出ているので、そちらを読まれる方が多いかもしれません。少し高いですが単行本も装丁に味わいがありますので、よろしければ手に取ってみてください。
梨木さん、本書のような懐かしい雰囲気の随筆風作品をもっと書いて頂きたいです。






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重ねて御礼を

ありがとうございます、2つもいただいて嬉しいことに。

内田百は短編集一冊とエッセイ、川上さんはTVでか御姿を拝見してます。ご本人も本も異界への案内人のようですね。怪異譚歴が増えそうです。

ご紹介ありがとう!

この本、本当にいいですよね。泉鏡花や内田百の流れをくんでいるような異界とのあやふやな境界。

僕が大好きな川上弘美さんの初期作品「蛇を踏む」や「龍宮」も同じような感じでオススメですよ。

Unknown

ご紹介ありがとうございます。いいですよね、この本。

梨木さんの本はもっと読んでみたいと思っています。内田百や川上弘美の不思議な世界にも通じる面白さですね。特に川上弘美の初期作品「蛇を踏む」や「龍宮」あたりの異界話もオススメですよ。
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こだわりの映像作品(DVD、劇場映画、TV)他についての感想と雑記です。

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