『をちこち』掲載の映画

世間は参院選へ向けて選挙モードに突入しましたが、本日の朝日新聞でドキュメンタリー映画『選挙』に出た元川崎市議の山内さんの記事を見て、たまに購入していたジャパンファウンデーション(国際交流基金)の専門誌『をちこち』No.32(休刊中)にもこの映画を撮った想田監督の記事が載っていたことを思い出しました。

93年からNY在住の想田監督は、現地の映像制作会社に所属してテレビドキュメンタリー番組の制作をされていましたが、題材やスタイル、作り方の制約から自由になるべく会社を設立、自己資金でドキュメンタリー映画制作を始めました。その第一作目が映画『選挙』です。

『選挙』は世界各国でTV放映、ベルリン国際映画祭他多くの映画祭に招待され、賞を受賞、第二作『精神』も同様に国際映画祭招待や各映画祭の賞を受賞しました。

日本での基盤を持たずに映画を制作する想田監督は、これからの日本映画について海外との相互交流と国際化の必要を本誌後半で語っています。


興味を持たれた方は、是非『をちこち』のバックナンバーを読んでみてください。

目次・内容は、ジャパンファウンデーションHPで。
http://www.jpf.go.jp/j/publish/periodic/wochikochi/index.html

購入問い合わせ:山川出版社HP
http://www.yamakawa.co.jp/product/common/?sw=%E3%82%92%E3%81%A1%E3%81%93%E3%81%A1



初めて想田監督とその映画について知ったのは、以前もBlogで取り上げているTBSラジオの宇多丸さんの番組『タマフル』(ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル)内「サタデーナイトラボ」での対談でした。こちらはポッドキャストかmp3で聴けます。



映画『選挙』は、現在、新宿のK's cinemaでも再映中です。
後日上映される観察映画第二弾『精神』も合わせてご覧になると良いでしょう。


選挙 [DVD]
出演: 山内和彦 監督: 想田和弘


(2010/07/06更新)
9月に北海道の映画祭で想田監督作品『精神』の上映が予定されています。
マイ・ブックマークの菱沼監督の映画『はじめての家出』上映もあります。
空想の森映画祭
現地へ旅行予定、あるいは近隣の方はぜひ映画をご覧になってください。
菱沼監督は、8月下旬にホラー短編映画祭での作品上映も。
(詳細はブログを)


(2010/07/07更新)
想田和弘監督と入江悠監督の対談が載っています。
HogaHolic  熱狂!"NYAFF2010" 〜日本映画×ニューヨーク〜

月刊新潮8月号 反イルカ猟映画『ザ・コーヴ』と「正義」/想田和弘



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ありがとうございます。ドキュメンタリー映画は大抵ミニシアターでの上映で、主に映画人向けのようで映画館へ入るのも敷居が高いものです。でも一旦観てもらうと日常に根ざした奥深い内容の映画が多いと理解できると思います。TVでも深夜でなくゴールデンタイムに放送されるといいのですが。







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世界怪談名作集/岡本綺堂



世界怪談名作集〈上〉 (河出文庫) (文庫)
岡本 綺堂 (翻訳)

SNS友人の自宅図書館の膨大な蔵書からお借りした数冊の本のうち、昭和62年の旧版でしたが、この上下巻が最も満足できました。

岡本綺堂は『半七捕物帳』をはじめとする時代小説を主な著作とする作家なので、いわゆる翻訳家の手になる文章よりちょっと文体が独特なのですが(Amazonレビューにもあるように)、それが彼らしい文章の持ち味になっています。


それでは印象に残った上巻の三作品を。

貸家/リットン

化け物屋敷の恐怖。
正体は、化学機械による仕掛け?と呪いか。
それにしても中盤の怖さは本物。
肖像画の男の正体も、もっと知りたい。


クラリモンド/ゴーチェ

死せる美女の怪異譚。
同種奇談は数多いが、若き僧を魅了する女性の稀なる容姿。
僧侶は師の助言により救われたが、果たしてそれで幸せだったのか。


信号手/ディケンズ

以前ブログでも紹介した『イギリス幻想文学必携』に掲載の物語。
この本で偶然読めて幸いでした。
孤独な信号手が発した言葉と動作、わたしと機関手の言葉と動作の奇妙な暗合。
上下巻中、これが最も怖いと思う話。




世界怪談名作集〈下〉 (河出文庫) (文庫)
岡本 綺堂 (翻訳)


同様に下巻の三作品も。

北極星号の船長/ドイル

氷に閉ざされた北極の海で立往生する船。
幻影を追いかけて行った船長の死。
後に、主人公の父による附記に真相が。

上床(アッパーパース)/クラウフォード

こちらも船の中の事件が題材。
えたいのしれない物は、海中に存在するのか。
読んだ後、二段以上の寝台できっと眠れないだろう。


ラザルス/アンドレーフ

聖書のラザロから題材を取っている物語。
墓から甦った、死者の表現が緻密で素晴らしい。
ラザルスの恐怖に勝った皇帝は、彼を殺せなかった。


下巻は何故か、海における怪談が二編入ってます。
若い頃船員であった亡父が存命中に読んで興味を惹かれ、その内容について一緒に話し合った物語(夜の声/W.ホジソン)を思い出しました。





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ありがとうございます。他にも同時に借りたのになかなか読み進めない本があり、この種のタイプは苦手と確信しました(おもにコメディSF)。色んな作品を読んでみたものの、私にとっては、やはりゴシック小説や怪談が一番です。





横浜・東京で短編映画祭開催

twitterやサイトでオープニングの模様を拝見してました、ショートショートフィルムフェスティバル2010
http://www.shortshorts.org/2010/index.php

普段ブログやメルマガ等でショートショートシアターの上映情報を知りますが、それにも増して今回は内外の様々な作品上映やセミナー等、華やかに開催されますね。

そこで私なりに、興味を惹かれた上映作品をプログラムの中から選んでみました。作品を選ぶ際、参考になれば、幸いです。
(詳しい内容は、サイトを参照下さい)


○インターナショナルプログラム/オフィシャルコンペティション

・特別招待作品 イブ/ナタリー・ポートマン監督作品
6/15,19 ブリリアショートショートシアター、6/18 ラフォーレミュージアム原宿

・仕事人間/Santiago `Bou' Grasso アルゼンチン
アニメーション
有名な、ある奇作を思わせる絵です。
6/14,18 ブリリア、6/16 ラフォーレ

・ラベンダー・ウィリアムズの冒険/Nicolas Delegado アメリカ
8歳のラベンダーとペットのレスターの冒険。
6/13,17 ブリリア、6/18 ラフォーレ


○アジアインターナショナル&ジャパンプログラム/オフィシャルコンペティション

・特別招待作品 愉快なお手伝い/ク・ヘソン監督作品
6/12,16 ブリリア、6/18 ラフォーレ

・アナザー ティー?/古波津陽
「築城せよ!」の古波津陽監督&桐島ローランド作品
「茶道」をテーマにしたコメディー。
6/14,18 ブリリア、6/17 ラフォーレ

・ミッドナイトバー/渡辺浩二
バーでの「死の宣告」をめぐる会話はどこへ逝く?
6/15,19 ブリリア、6/18 ラフォーレ


○ミュージックShortクリエイティブ部門

・特別制作作品 ミステルロココ/日高尚人
ラブコメディ。恋人役に猫ひろし(!?)
twitterフォローしてますv
6/13 表参道ヒルズスペースオー、6/16 ブリリア

・特別招待作品 にほんのうた あめふりくまのこ/山村浩二
アニメーション 一匹の熊の仔が雨降る森で遊ぶお話
『頭山』で6つのグランプリを受賞した監督です。
6/11 スペースオー、6/15 ブリリア


○NEOジャパンプログラム

・WOWWOWオリジナルドラマ"ブカツ道"より パシュッとな!/沢村一樹
NHKサラリーマンNEOでも人気の俳優沢村一樹監督デビュー作品。
6/11 TOHOシネマズ六本木ヒルズ 6/20 ブリリア

・月とワイン/渡邊世紀
ワイン。炎。満月。
6/11 TOHOシネマズ六本木 6/20 ブリリア

・波紋/藤田健
ファンタジー
演劇学校出身。2005年トリウッドにて長編映画を自主興行。
6/12 TOHOシネマズ六本木 6/20 ブリリア

・東京花火/ナリオ
パンクロックPV,DVDやTV演出etc.で活躍するナリオの監督作品。
6/12 TOHOシネマズ六本木 6/20 ブリリア


会場はこちら。間違えないように!
http://www.shortshorts.org/2010/ja/info/site.html


Short Shorts Film Festival & Asia2010のミュージックShortクリエイティブ部門最優秀作品賞『クレイフィッシュ』授賞式の模様です。
映像監督のブログ』より
授賞おめでとうございます。
華やかな授賞式の模様、Blogで十分楽しめました。


(2010/07/29更新)
http://cweb.canon.jp/camera/eosd/eosmovie/event/ssff2010/index.html
1st Avenueの代表マンジョット氏が、ショートショートフィルムフェスティバル2010でEOS MOVIEを監督・撮影されていることを本日知りました。
1st AvenueのBlog、興味深く拝見しています(撮影の友人某がお世話になってます)。作品再上映の機会があると嬉しいです。




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ありがとうございます。盛りだくさんのショートショート、空席があったら勿体無い。なるべく多くの人々が作品を観られるように願っています。




おもてとうらのギャップ

ネットをやっていると、自然と様々な知識が増え、次第に行動範囲が広がりますね。

そんなときに、リアルな友人同様、ネット上の知り合いの方々にも、好きなエリアや住まいの近辺についての情報を聞いてみます。
反応は様々。

快く教えてくれるひと。やはり女性が多いですね。
ついでにメルアドのみならず、時には自宅の住所や電話番号まで。
(教えてもらっても、必要以外は連絡しませんが)

身辺を警戒して、あいまいに済ますひと。こちらはもっぱら男性。
何年経っても、大体の地域はわかるが何処に住んでるかわからない自称独身(?)。
当然、得意な筈のエリア情報は教えてはもらえない。

後者の方は、地元近辺まで来られてストーキングされる?のが心配なのかと思います(笑)
彼女持ちなのに、惚れられても困るよー、という方もいるでしょうが、それは要らぬ心配。
既知の関係なら、もし仮に出会っても挨拶程度はいいのではないでしょうか。
ほんとはくだけて話したいのに、遠慮している風でもありますが。


話は変わって、蟹座や蠍座に関する占星術の説明に、(甲羅の内外のように)おもてとうらでギャップがあると書いてあります。
このタイプは一旦仲良くなると、非常に親しく振舞うことが多いですね。

上の状況も、どこかこれらの星座に似ているようです。

出生ホロスコープで蟹座や蠍座が太陽の位置に該当しなくても、どこかにその要素はあるような気がします。
くだけた関係になると、ぐっと交流が深くなる。
その結果、限られた関係に夢中になり、周りがみえなくなることもしばしば。
ハネムーンでなくても、蜜月という名前がぴったり来ることも。


甲羅の外側でも親しくなりたいと待っている人がいることを、知って欲しいです。いたずらに優先順位を低くするのはどうか。
まあ、ネットなら短文でもレスを、リアルなら挨拶程度でよいのですが。
(どちらもスルーは、悲しいです;)
個人に対しては、行き過ぎにならないように気を遣っているつもりです。
各々の対応は、ドライやウェットまで様々な形式があっていいと思いますが。

お互いに、気持ちの良い交流を心がけたいものです。


(2011/05/27更新)

昨年に書いた内容がアバウトな日記ですが(汗)、上の文章の題材になった人物(達)の様子は、相変わらず内向き傾向です。
ひとりは、その仕事の仕上げとして当然の栄誉を得ることが出来ないでいます。それも、上記の違和感(嫌悪感)が周囲に与える影響によるものかと、考えたりしています。
思い切って彼に「〜したらどうか」と進言してみても、全く聞く耳もたないだろうな…

(2012/2/12更新)

この話題、久々の更新です。
聞く耳もたずの人物、味方を得てパワーアップの様相。
その味方、自分の周囲に及んで来た事件もあり、
もう関係を絶ってしまおうかと思案中。





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ありがとうございます。ネットでの関係も、限定されたサイト内にとどまるのが大半ですが、なかには更に拡張して大切な友人関係(聞いた話だと結婚も)を築けることがあります。過去何年かはSNSや掲示板等読むだけだったのですが、最近はtwitterも加わって書き込む機会が増えました。

(2011/07/09更新)
上記の内容と関連するかどうか分かりませんが、男ロードムービーのBlogがあったので、
ご紹介。映画 パリ、テキサス(1984) ロード・ムービーの傑作

シベールの日曜日

過去にTVの深夜映画を見て以来、自身の中で伝説と化していた映画(笑)ですが、映画に詳しい友人も題名を知らなくてガッカリした経験があります。

mixiで、マイミクさんがこの作品のDVDが発売される、と書いていた日記を呼んで、これで高いオークションのVHSを入手しなくてもDVDが買えると一安心。その前に、まずはレンタル予約しますが(^^) 年月を経て、かなりおぼろげな記憶に頼っている内容も、しっかり確認したいです。

純粋な少女と記憶喪失の男性の孤独を埋める愛の物語を、偏見に寄らず優しいまなざしで鑑賞してくだされば幸いです。




シベールの日曜日 HDニューマスター版 [DVD] 6/26発売

クレジット
(allcinemaより)

監督: セルジュ・ブールギニョン
原作: ベルナール・エシャスリオー
脚本: セルジュ・ブールギニョン
アントワーヌ・チュダル
台詞: セルジュ・ブールギニョン
ベルナール・エシャスリオー
撮影: アンリ・ドカエ
音楽: モーリス・ジャール

出演: ハーディ・クリューガー
パトリシア・ゴッジ
ニコール・クールセル
ダニエル・イヴェルネル
アンドレ・オウマンスキー

解説
(Movie Walkerより)

フランスの作家ベルナール・エシャスリオーの小説「ビル・ダブレの日曜日」を短編映画「微笑」のセルジュ・ブールギニョンとアントワーヌ・チュダルが脚色し、ブールギニョンが監督した記憶喪失症の青年と少女との純愛ドラマ。撮影は「生きる歓び」のアンリ・ドカエ、音楽は「アラビアのロレンス」のモーリス・ジャール。出演者は「ハタリ!」のハーディ・クリューガー、新人子役パトリシア・ゴッジ、「ラインの仮橋」のニコール・クールセル、ダニエル・イヴェルネルなど。この映画はアカデミー外国映画最優秀作品賞、ベニス映画祭特別賞、アメリカ・アート・シアター賞などを受賞した。黒白・フランスコープ。

ネタバレOK、詳しいストーリーもどうぞ。
http://movie.walkerplus.com/mv13160/




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ありがとうございます。上記のような寂しい雰囲気を持つモノクロ映画を探して本を調べたり街を逍遥したりしたものですが、本作品は(大げさかもしれませんが)一生に一度くらいしか出逢えない貴重な映画ではないかと思います。

プロフィール

にゃん★たろう

Author:にゃん★たろう
こだわりの映像作品(DVD、劇場映画、TV)他についての感想と雑記です。

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